オーストラリアでバリスタとして働こう!

2023.08.07

オーストラリアでバリスタとして働く

 

オーストラリアのバリスタのスキルは世界トップレベルといわれており、ワーキングホリデーで渡豪する留学生にとっても人気の高い職種の一つです。

この記事では、オーストラリアでバリスタとして働くメリットや時給、バリスタコースを受講できる学校についてご紹介しています。

バリスタとは

バリスタ (barista)はイタリア語の『バール (bar)』 +『する人 (~ista)』を組み合わせたのが語源です。イタリア生まれのエスプレッソマシンを主に扱うことから英語圏の国でもイタリア語がそのまま使われています。

コーヒーを作る人というイメージが強いバリスタですが、本場イタリアやオーストラリアではお客様の好みやその日の気分に配慮し、一杯一杯気持ちを込めてコーヒーを淹れることができる人だけが一流のバリスタとして認められています。

オーストラリアはカフェ大国

1980年代後半からイタリアからの移民によりエスプレッソマシーンがオーストラリアに持ち込まれて以降、オーストラリアのコーヒー業界は急速に発展・進化を遂げました。

特に個人経営のカフェの技術が高く、利用客から絶大な信頼を得ていることから、アメリカから参入した大手コーヒーチェーンも撤退を余儀なくされたことも。

また、バリスタはおしゃれなイメージがあることからワーキングホリデーでのお仕事としても圧倒的な人気を誇っています。実際に仕事探しを始める時は「まずはカフェから」という方が多く、他の接客業に比べると競争率は高めです。

実際に働き始めた後もオーストラリアのカフェ文化はイタリア式をベースに独自の進化を遂げたため、働き始めてしばらくは聞きなれないコーヒーの注文を取りながら、ひっきりなしに来店するお客様をさばく、という作業に苦労することでしょう。

こちらは独特なオーストラリア式コーヒーメニューの一例です↓

バリスタとして働くメリット

オーストラリア・ワーキングホリデーの花形職業であるバリスタ。この職種で働く上でのメリットをご紹介します。

スキルが身につく

バリスタは注文されたコーヒーを作るだけではなく、自らお客様におすすめのメニューを提案したり、スモールトークをしたりといったコミュニケーションスキルが求められます。当然、ダラダラとおしゃべりをすればいいという訳ではなく、混雑状況に応じた時間管理やチームワークの向上などにも気を配る必要があります。 一度に2つ以上の作業を同時に行うマルチタスクへの対応はどの職種においても通用するため、将来のキャリアに対しても有利に働きます。

好待遇で働ける

オーストラリアではバリスタの需要が高まっていることもあり、熟練した技術や経験があると仕事を見つけやすくなっています。一般的にバリスタの給料はオーストラリアの最低賃金を上回っており、地元のオーストラリア人にも人気が高いキャリアのひとつです。

2023年現在、オーストラリアのバリスタの平均時給は、$29(約2800円)とされています。

勤務時間がフレキシブルなところが多く、自分のスケジュールに合わせて勉強と仕事との両立をすることができる点も魅力のひとつです。

バリスタが学べる学校

オーストラリアのいくつかの語学学校では留学生向けのバリスタコースを開講しており、英語レッスンと組み合わせて受講することができます。

オーストラリアではバリスタとして働く上で明確な資格はありません。ただバリスタコースを修了することでサティフィケート(修了証)を提示できるようになるため、カフェで就職する上で近道になることは間違いないでしょう。

レクシスイングリッシュのバリスタコース

レクシスイングリッシュ(ブリスベン/ヌーサ)

ホスピタリティープログラムに定評のある専門学校カリナリーアカデミー(The Culinary Academy)と、語学学校レクシスイングリッシュ(Lexis English)がコラボした2週間のコースですバリスタの技術やホスピタリティー業界で働く一連の流れ、接客マナー、そしてカスタマーサービス英語を身に付けます。

2つのオーストラリア国家認定修了書が取得できるので、卒業後は自信をもってホスピタリティー業界で即戦力として働きだすことができます。

インパクトのバリスタコース

インパクトイングリッシュカレッジ(メルボルン/ブリスベン)

ビクトリア州国際教育賞を受賞した5週間のコースです。バリスタとしての接客英語のほか、美味しいエスプレッソコーヒーを淹れるために必要なスキルと知識を習得することができます。

バリスタの実習は、州立の職業訓練校(William Angliss TAFE/TAFE QLD)で行われ、エスプレッソマシーンやグラインダーを含むコーヒー器具のセットアップ、操作、メンテナンス、クリーニングの仕方を身につけます。

まとめ

ワーキングホリデーで渡航する場合、最低限の語学力を身に付け海外生活に慣れるため、最初の3-4ヵ月語学学校に通うのが一般的です。その期間中に並行してバリスタコースを受講しておくことで、卒業時点で語学力と基本的なバリスタスキルが身に付いているため、すぐに仕事探しを始めることができます。

バリスタの道を極めることができればヘッドバリスタやコーヒートレーナー、さらには店舗管理やビジネスの立ち上げなど…さまざまなキャリアアップに繋がる可能性を秘めています。

オーストラリアに留学する際は、一目置かれる職種であるバリスタの世界に踏み込んでみてはいかがでしょう?

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