カナダパートナーシップフォーラム(ベトナム)視察レポート

2024.05.09

ベトナムで行われたCPFの会場

  • 視察期間:2024年2月20日~23日
  • 国:ベトナム
  • 都市:ホイアン
  • 名称:カナダパートナーシップフォーラム

東京オフィスの松岡がベトナム・ホイアンで行われる『カナダパートナーシップフォーラム(CPF)』に参加しました。
カナダの教育団体であるILACアイラック(ILAC)が主催する本フォーラムは、カナダのカレッジや大学を世界中の留学エージェントに広め、スムーズにカナダ進学を行えるようにすることを目的としています。 今回、私たちは留学意識が高まりつつある東南アジア・ベトナムで開催されるCPFに参加することに。

シンガポール以外はプライベートでもアジア諸国に行ったことがないので、アジアの文化や食事はもちろん、ホイアンは穴場リゾート、そしてランタンの街と聞いているので実際に見るのが楽しみです。

初の国際線LCCでベトナムへ


ベトジェットの機体

行きは羽田空港を深夜2時に出発するナイトフライト!空港には23時頃に到着しましたが、出国審査の長蛇の列・・・。 コロナが明けたんだなーと改めて感じました。オンラインチェックインをしていたのでチェックインはスムーズでしたが出国審査までかなり時間がかかったので、今は3時間~4時間前に空港に到着しておくとよいでしょう。

初の国際線LCCのVet Jetを利用して先ずはホーチミンへ・・・ 激狭な空間でテレビもなくひたすら寝る! 機内食は事前に依頼又はその場で支払い購入。今回はビーフンのような物を事前購入して頂きました。

ホーチミンからは国内線に乗り継ぎダナンへ。 ダナン到着後はタクシーを利用し、今回の目的地ホイアンに到着することができました☆ とにかく物価が安いベトナム。50分のタクシー移動で運賃は約2300円!※アジアでのタクシーは『Grab』と言うアプリを使うと払いすぎる事もなく安心です。

プライベートアイランド(Hoi An Memories Land)


CPFロゴが設置されたビレッジ内の池お池

CPFロゴが設置されたビレッジ内の池

CPFが行われるのはホテル・レジャーなどが全て含まれているプライベートアイランド!島へは2つの橋が架かっており、車・バイクで渡れるメインブリッジと徒歩で渡れるムーンライトブリッジの2つ。ムーンライトブリッジはそのままホイアンの中心地に渡れる便利な橋です。 中にはホテル・スパがあるホテルゾーンとショー・ディナー・お土産などが買えるテーマパークゾーンの2つに分かれていました。

レセプションパーティ


レセプションパーティーショー

レセプションパーティーショー

ホテル到着後は少しお部屋でゆっくりしてからレセプションパーティーに参加。 パーティーはかなり盛大で屋台のようにズラリと並ぶ野外ビュッフェやステージで披露されるベトナムの伝統ダンスなど…かなり豪華なおもてなしでした!さらに会場にはベトナム書道ブースとオーダーメイドのお洋服が作れるテイラーブースがあり、各々自由に書いてもらったり、採寸して好きなお洋服を作ってもらっていました!お洋服は生地から選びデザインを相談するだけで翌日には完成!リーズナブルなので大人気でした。

今回のCPFにはアジアの留学エージェント総勢90人ほどが参加していました。特にフィリピンからは多くのエージェントが参加しており、2社のみだった日本勢は回りのパワーにいつも圧倒されていました!! パーティーの後はリバークルーズとホイアンの夜の街散策ツアーへ。 ボートに乗ってホイアン中心地へ向かう道中に灯篭流しを体験!とっても幻想的でした。

ホイアン市内ではガイドさんの案内のもと夜の街を散策。到着した瞬間から目に飛び込んでくるカラフルなライトアップ(ランタン)にビックリ!ベトナムのイメージにはなかったので本当に感動しました。あまり時間がなかったのでさっと見て回った感じですがナイトマーケットにも少し立ち寄りローカルな体験が出来ました。

 

フォーラム初日


各カレッジの担当者達

各カレッジの担当者達

この日は朝からスケジュールがびっしり!最初に新しいビザルールや進学希望者への影響についての説明と今回参加している9校のカレッジ・大学の紹介が行われ、その後は途中休憩やランチも挟みつつ9:40から20分刻みで16:20までひたすら学校さんとのセッションでした(脳みそがパンクするかと思いました)。 その中で特に気になった学校さん3校をご紹介させて頂きます。

ジョージアンカレッジ(Georgian College)

ジョージアンカレッジ

ジョージアンカレッジ

トロントから1時間程北に上がったバリーと言う街にあり、トロント郊外の中でもかなり治安の良い街として有名です。 この学校は何と言っても日本人比率が少ない!(3%以下な事がほとんどみたいです)&付属の語学学校がある(他の語学学校からのパスウェイも受け入れOK)!そして種類豊富な学部の数、提携先が多く受け入れほぼ100%のCo-opコースや就職率の高さが自慢です。学部はビジネス、ホスピタリティ、エンジニアリング、デザイン&ビジュアルアート、ナーシング、ヘルス&ウェルネス、メディアなどが有名ですが、自動車整備や農業、海洋学などの一味代わった学部も人気上昇中です。

ファンショーカレッジ(fanshawe College)

ファンショーカレッジ

ファンショーカレッジ

トロントから2時間西に行ったロンドンという街にあり、トロントに比べ物価が安く留学生に優しい街です。 この学校は大学への進学率が高く留学生のサポートも◎。学部の数も豊富ですが特に工学、エンジニア、ビジネス、ホスピタリティが人気です。 Co-opコースも豊富で就職率も高いです。何よりロンドンという街が発展途上で人気が出てきているのでバイト探しも楽々です!

トンプソンリバー大学(Thompson River University)

トンプソンリバー大学

トンプソンリバー大学

バンクーバーから4時間北に上がった所にあるカムループスという街にあります。 大学ですが2年のディプロマプログラムがあり、大学とカレッジが合体した形の総合大学です。 付属の語学コースやリーズナブルな学生寮もあり、日本人も少ない環境なのでザ・キャンパスライフを送りたい人にピッタリ!スポーツ・イベントマネージメント、幼児教育、環境問題、ナーシングが特に人気の高い学部です。ナーシングに関してはIELTS7.0以上、日本で看護大学卒業・正看護師の資格を持っていればマスターに入れ、卒業すればお仕事がなくても移民資格が取得できます。

ディナー&カルチャーショー


竹で造られた教会

竹で造られた教会

夕方からはホイアンカルチャーショーとディナーでした。カルチャーショーは想像以上にダイナミックで1300年~1600年代の歴史を5つの時代に分けて表現されている内容でした。 光や水を使った技術がすごく、ステージにはホイアンの町並みを再現したセットや、巨大な船などが設置されていて、時代に合わせて巨大な象が出てきたり、照明や特殊効果によって、まるで当時のホイアンにタイムスリップしたような気分になれました!ダンスや演技を繰り広げ、ダイナミックにステージを使う様子は美しく感動的でした!ただ、全てベトナム語なので全てをリアルタイムで理解するのは難しかったです。笑

ショーの後は竹で造られた教会内で豪華ディナーが振舞われました。初めに主催者からのご挨拶があり、その後はディナーと生演奏を楽しむパーティーのはずでしたが、途中から参加者が乱入してカラオケ大会が始まり、最後にはクラブと化していました。

フォーラム2日目


日本メンバーで集まりミーティング

日本メンバーで集まりミーティング

最終日は全体ミーティングの後、各国のチームに分かれて今後進学をどう提案するか、提案する時の懸念点や改善して欲しいポイント等を話し合いました。

国によりビザの進行具合やニーズが異なり、各国の意見を聞く中で日本は比較的スムーズに進む国だということを改めて実感しました。ただ日本人は他の国の留学生と比較して渡航時点での英語力が低いため、奨学金などを得ての留学はまだまだハードルが高いという点については改善の必要性を感じました。とはいえアイラックのパスウェイを使うと比較的リーズナブルに進学へ向き合えるということも分かり、皆さんにカナダ進学留学を提案しやすくなったのは大きな収穫でした!

視察を終えて…


ベトナムといえばこの帽子

ベトナムといえばこの帽子

今回のカナダパートナーシップフォーラムに参加したことで、改めて海外進学や就職を目指している方にとってカナダはオススメの国だなと感じました。

確かに語学力や費用面でハードルは高い部分もありますがその先が見えやすい、留学生にも柔軟に対応頂けるプログラムが多数あり、今回の視察で出会えた担当の方々とは今まで以上に密に連絡が取れると思うとかなり心強く感じました。 初めは「ベトナムで何故カナダの進学?」と思っていましたが、ベトナムだからこそできるおもてなしの数々に圧倒され、本当に参加させて頂けてよかったと思いました。

ギャラリー


最後に私が訪れた観光スポットをいくつかギャラリーでご紹介します。

ベトナムのグルメ

ホイアン市内

ランタン祭り

 

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