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高校卒業後の留学|語学学校・短大・大学・専門留学の完全ガイド
高校3年の夏休み明けは、進学や就職の相談が本格化するタイミングです。
もし「海外で学びたい」という思いがあるなら、周囲の意見に流されず、早めの情報収集と計画づくりがカギになります。高校在学中に留学の機会がなかったとしても、卒業後からの挑戦で十分に間に合います。
ここでは、高校卒業後に選べる主な留学ルートと、準備の入口となる英語力の目安を整理します。 ご本人はもちろん、保護者の方も一緒にご確認ください。
まずは英語力の目安を把握する(CEFR)
進学・就職に直結する留学を検討する際は、英語力の把握が出発点です。 国際的な基準として広く用いられている CEFR(セファール=ヨーロッパ言語共通参照枠)は、 A1からC2の6段階で言語運用力を示します。 学校や個人差がありますが、一般的には 1レベルにつき約10〜12週間程度での到達が一つの目安です。
- A1・A2(語学学校レベル)
- ゆっくり明瞭な話し方なら基本的なやり取りができ、身近な話題で簡単なコミュニケーションが可能。
- B1(語学学校〜専門学校の基礎)
- 身近な・関心のある分野で筋の通った簡潔な文章を作成できる。
- B2(専門学校〜短期大学の基礎)
- 幅広い題材について明確かつ詳細に説明・記述でき、議論にも対応できる。
- C1(大学レベル)
- 学術・職業場面で高度な語彙と表現を効果的に使える。
- C2(大学院レベル)
- 高度に複雑な状況でも自然かつ正確に表現・理解できる。
現時点で目標レベルに達していなくても心配はいりません。語学学校から始めることで、 学習計画と学習環境が整えば、1年前後でB2〜C1を視野に入れることも可能です。
高校卒業後に選べる主な留学ルート
① 語学留学
CEFR:不問 期間:1週間〜最長2年程度 難易度:★
語学学校で英語力を集中的に伸ばします。最短1週間から入学できるため、 大学進学後の休暇を使った短期も人気。B1以上になると、 進学準備・ビジネス英語・IELTSやTOEFLなどの試験対策コースを選べます。 また、大学・専門学校の付属/提携語学コースを経由して 英語試験(IELTS/TOEFL等)が免除される条件付き入学パスウェイも活用できます。
👉 語学留学は難易度が低い分、就職活動で不利になるケースが多いのも事実。高校卒業後の留学という進路として留学する場合は、短大や大学への進学を見越した語学留学を推奨しています。
② ワーキングホリデー
CEFR:不問 期間:原則1年(国により異なる) 難易度:★
ワーキングホリデーは18歳~30歳の若年層を対象にした制度で、一般的に1年間「就労」「就学」「観光」を柔軟に組み合わせて滞在することができます。 主な対象国はオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス、アイルランド、ドイツ、フランスなど。 年齢上限・抽選の有無・延長条件などは国により異なります。
実りある経験にするコツは、渡航直後の3〜4か月を語学学校で基礎固めし、 その後は現地の一般的な飲食店やホテルなどの観光業などでアルバイトに挑戦すること。 日本語コミュニティに偏りすぎない環境づくりが、英語力の伸びと人脈形成につながります。
👉 高校卒業直後のワーキングホリデーは時間やお金の管理に慣れていないため非常にハイリスク。費用が安いからと言って無暗に飛びつかず、まずは専門学校で専門的な知識を身に付けた後にワーキングホリデーを利用するという手段もあります。(キャリア設計型ワーホリ)
③ 大学留学
CEFR:C1目安 期間:3〜4年(国・専攻により異なる) 難易度:★★★
分野を本格的に究めたい人、将来の海外就職・移住も視野に入れる人に適した選択肢です。 出願時に必要な英語スコアに届かない場合は、付属/提携の語学コースを経由して入学を目指します。 国・専攻によっては卒業後の就労準備期間(ポストスタディ制度等)が用意されており、 在学中のインターンや卒業後の就職機会に結びつけやすいのも特長です。
④ 短期大学(コミュニティカレッジ等)
CEFR:B2目安 期間:約1〜2年 難易度:★★
比較的短期間で学位・ディプロマ等を得られ、費用や滞在期間のハードルを抑えやすい進路です。 修了後に大学編入(学士課程の途中学年へ編入)の道もあり、専攻に沿った単位取得の計画性が重要です。 編入希望者は学務担当と定期的に面談し、必要科目を明確化しておきましょう。
⑤ 専門学校(職業系カレッジ)留学
CEFR:B1〜B2目安 期間:3か月〜2年(複数の入学時期あり) 難易度:★★
将来の職種が見えている方に適した実践重視の学び。最新設備を用いた授業や、 企業・レストラン等との実習(インターン/コープ等)で現場力を磨けます。 語学+専門のコンボ設計(例:語学2か月+専門4か月+就労実習4か月)のように、目的と期間に合わせた柔軟なプランニングが可能です。
まとめ:英語力×目的で道筋が定まる。まずは早めの相談を
高校卒業後の留学には、語学から進学、専門分野まで多様な選択肢があります。
どのルートでも、今の英語力(CEFR)と将来の目標が進路決定の基準になります。 たとえ国内進学や就職を選んだとしても、若いうちに培った語学力と国際経験は 生涯にわたる財産です。迷っている段階でも構いません。親御さまとご一緒に、まずは情報整理から始めましょう。
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