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若年層失業率14.1%が示す「カナダ留学のいま」

カナダは「働きながら滞在できる国」というイメージが強い一方で、最新の雇用データを見ると、そうした印象だけで渡航を決めるのは危険だといえます。特に2025年10月時点で若年層(15〜24歳)の失業率が全国平均の約2倍である14.1% に達している現状は、同年代のワーホリを含む留学希望者に直接的な影響を及ぼす重要な指標です。
▶参照:カナダの最新の失業率に関する記事(2025年11月7日発表)
カナダ人がアルバイトに押し寄せる現実
この年齢層はカフェやレストラン、販売職など、エントリーレベルの仕事に多く集まる傾向がありますが、フルタイムでの就職が難しいため、現在は多くの若者がパートタイム(アルバイト)へと流れ込んでいます。本来ならワーホリを含む留学生が応募するアルバイト枠に、カナダ人の若者が大量に参入している状況です。求人そのものは存在していても、競争が激しくなることで、採用のハードルはこれまで以上に高まっているといえます。
留学生・ワーホリが不利になる理由
そもそもワーホリを含む留学生は、語学力や経験の面でカナダ人より不利になりがちです。雇用主がカナダ人や永住者を優先する傾向は依然として強く、応募しても面接に進めない例が増えています。若年失業率14.1%という数字は、そのまま“留学生のパートタイムチャンスが狭まっている”という現実を示しています。事実、Co-op(有給での就労)プログラムを提供する一部の専門学校の、Co-opでの就労が厳しいと予想されるプログラムの休止を決断しています。
SNSの成功談は“ごく一部の例外”
SNSでは「到着してすぐ働けた」「時給が高くて助かる」といった投稿が拡散されがちですが、それはタイムラグや運の良いケースが目立っているだけの場合も多いものです。統計データと照らし合わせると、現地の若者でさえ職を得にくく、パートタイムの枠を巡る競争が激化していることは明らかです。こうした現状を知らずに、“誰でも簡単に働ける”という前提で渡航するのは大きなリスクにつながります。
渡航前に「正確な情報」を知ることが大事
カナダへの留学やワーホリを前向きに考えている方にこそ、現在の雇用環境を冷静に理解することが大切です。語学力を磨くこと、レジュメや面接準備を早めに進めること、思い切って留学する国を変更するなど…できる対策は多岐にわたります。しっかり準備することで、ようやくスタートラインに立てるといえます。
良い話に流されず、“根拠ある選択”を
留学に関する情報はSNSや口コミで気軽に手に入りますが、良い話だけが強調されてしまうことも多く、現実との差が大きい場合があります。だからこそ、数字に基づいた正確な情報を把握する姿勢が不可欠です。
私たちウインテック留学センターでは、こうした最新の雇用データや各国の受け入れ状況を常にアップデートしており、カナダだけでなく、オーストラリアやニュージーランド、アイルランドなど別の国という選択肢も臨機応変にご提案できます。
留学は人生を豊かにする大きな一歩ですが、その価値を最大化するためには“正しい情報”と“現実的な計画”が欠かせません。ウインテックでは、留学カウンセリングを通して、ひとりひとりのキャリア形成に最適なルートを見極めながら、最適な形での留学プランをご提案します。
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まずはカウンセラーに相談しよう!
みなさん、留学カウンセリングってどんなことをすると思いますか? 留学が初めての方は、留学そのものやどのように留学先を決めればいいか分からない方も多いはずです。体調がおかしいと思ったら病院へ行くように、「留学ってどんなものがあるの?」「私に合った国ってどこ?」というみなさんの些細な疑問や不安をひとつひとつ解決するのが留学カウンセリングです。












