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コロナ禍の2020年クリスマス、海外ではどうなっている?
伝統的なクリスマスはどうやって過ごす?
12月に入り、街中にもイルミネーションが増えて、クリスマスシーズンを感じられる時期になりましたね。
元は西洋から来たクリスマス。留学先の国には日本とは違った伝統的なクリスマス文化があります。この機会に各国のクリスマスについて少し勉強しておきましょう。
そして、2020年はコロナ禍のクリスマスを過ごすことになります。普段とどう違うホリデーシーズンになるのでしょうか?
恋人と過ごすのは日本だけ!?
家族との時間を大切にする世界の伝統クリスマス事情
そもそもクリスマスって何をする日か知っていますか?
キリスト教において、イエス・キリストが12月25日に生まれたと考えられており、クリスマスは「キリストの誕生を祝う日」とされています。クリスマスという言葉も”Christ(キリスト)”と”mass(礼拝)“からと言われています。
日本ではデコレーションケーキやフライドチキンを食べるという習慣や恋人同士で過ごすという独自のイベントになっていますが、西洋からきたクリスマス。本場ではどう過ごしているのでしょうか?
① アメリカの盛大なクリスマス
11月末のサンクスギビングデー(感謝祭)が終わったら、一気にクリスマスモードに入るアメリカ。ニューヨークのロックフェラーセンターの巨大ツリーを思い浮かべる方も多いのでは?各家庭でも大きなツリーをデコレーション、さらに庭にもイルミネーションを飾り、コミュニティーでどこの家庭が一番すごいかのコンテストがあるほどの本気度です。
昔からアドヴェント・カレンダーでクリスマスまで日数をカウントダウンします。日本でいう日めくりカレンダーのようなもので、最近ではそこにチョコレートやキャンディーが入っているものが人気。子どもたちは1日1個ずつお菓子を食べながらクリスマスを心待ちにします。日本でも最近見かけるようになってきましたね。
アメリカのクリスマスは家族や親戚と過ごす日。日本のお正月に似ています。みんなで一緒にクリスマスディナーを囲んで、今年あったことを語り合い、プレゼントを交換しながら過ごします。アメリカではクリスマスは学校も(ほとんどの)会社もお休み。だからこの時期に留学する人はいつものお店が閉まるということがあるので、注意しましょう!
② イギリスのファミリークリスマス
イギリスのクリスマスもアメリカ同様、家族と親戚で過ごすことが多いそう。家では大きなツリーを飾りますが、あらかじめ家族や親戚、親しい友達へのプレゼントを買って、ツリーの下に置いておくのだそう。クリスマス当日はこれらのプレゼントを開けてワイワイ楽しむのが恒例です。クリスマスディナーは各家庭で異なりますが、ローストターキー、ポテト、ニンジン、芽キャベツ、デザートにクリスマスプディングやタルトなどが振舞われます。
また、パントマイム(Pantomime)もイギリスのクリスマスには欠かせないもの。パントマイムといってもピエロが白い手袋して無言で踊るというものではなく、イギリスでは「演劇」のことを言います。コメディタッチのものが多く、家族で劇場に観に行くというのも定番です。留学生には英語の勉強にもなりそうですね。
③ クリスマスマーケット発祥地ドイツのクリスマス
ドイツのクリスマスと言えば、クリスマスマーケット!なんと国内約150カ所もの場所で開かれているんです。ドイツ語ではWeihnachtsmarkt(ヴァイナハツ・マルクト)と言います。ニュルンベルク(世界一有名なクリスマスマーケット)とドレスデン(世界最古のクリスマスマーケット)が特に有名なんだそうです。本場のクリスマスマーケットでは、グリューワインと呼ばれるシナモンやオレンジなどのスパイスが効いたホットワインや、シュトーレンというナッツやレーズンなどが入ったパウンドケーキようなものが味わえたり、クリスマスタワーやイルミネーションを楽しむことができます。
ほとんどのクリスマスマーケットはクリスマス前に終わります。イブと当日は家族で一緒に過ごすのが定番。イブに自分の家族と過ごし、25日と26日に親戚の家に行って再度お祝いするので、3日間連続でお祝いする人も多いそう。本当に日本の三が日みたいですね^^
④ テレビにかじりつき!スウェーデンのクリスマス
北欧スウェーデンの冬は寒さで凍りそうになるものの、とても神秘的!各家庭のクリスマスツリーや光のデコレーションで温かい雰囲気になっています。街ではクリスマスマーケットが開かれ、ホットワインで体を温めたり、クリスマスの伝統料理を味見することができるんだそう。また、運がよければオーロラが見えるスポットもあって、日本とはだいぶ違うクリスマスが過ごせそうですね。
スウェーデンでもクリスマスは家族と過ごしますが、とてもユニークな過ごし方をするようです。昔からクリスマス・イブに放送されている国民的テレビ番組を見るというもの。放送時間の15時になるとみんなが家事、食事を中断してまでもこの番組にくぎ付けに。ほとんどのスウェーデン人が見ていると言われていて、日本でいう大晦日の歌合戦のようなものでしょうか。具体的には、クラシックなディズニー(ドナルドダックの物語)のアニメーションです。毎年同じ内容なのに、「また今年もクリスマスがきたな~」って思いながら、なんだかんだ見てしまう感覚も味わい深いですよね。
コロナ禍のクリスマスはどうなる?
2020年は新型コロナ感染拡大の影響で国内外のイベントやカウントダウンが中止またはオンラインで楽しむウィズコロナの特別ルールで開催される傾向があります。
ニューヨークのロックフェラーセンターの点灯式は無観客で行われ、今後の鑑賞はマスク着用、ソーシャルディスタンス、最大5分までというルールができたそうです。混んでいる場合は、実際にそこに並ぶのではなく、「バーチャルキュー(Virtual Queue)」というオンライン上の列に並びます。一度、現場にあるQRコードを読み取り、バーチャルの中の列に並んだら、順番が近づいてくるとSMSでお知らせがくる仕組み。蜜を作らないための工夫がされています。
また、普段なら家族と過ごすクリスマス。州外の実家に帰るという人も多いアメリカやカナダですが、今年は旅行を控えている人が多く、今年のホリデーシーズンは我慢して、コロナが収束したら旅行にいくというトレンドになっているようです。
バチカンではローマ教皇による1953年から続くクリスマスシーズンの始まりを告げる伝統のセレモニーを、新型コロナ感染拡大の影響で中止することに。
一方、新規感染者数を抑えられているオーストラリアでは3万人規模のオーストラリアンフットボールの試合が行われたり、西オーストラリア州を除く全ての州などがクリスマス前までに州境の閉鎖を解くことが決まったりと、留学先人気国のいいニュースも聞こえてきます。
世界各国でさまざまな影響がでていますが、捉え方を少し変えてて、「今年は厳かに静かに家で過ごす」「ステイホームクリスマス」というのも記憶に残るホリデーシーズンになるのではないでしょうか。きっと世界中の人々がコロナ収束と健康で平和な日常を願って過ごすクリスマスになるでしょう。来年の今頃は楽しくみんなでクリスマスをお祝いできるようになっていますように。
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