ウィズコロナ時代の留学は学生寮が主流になる?

留学予定者や希望者に大きな影響を与えた新型コロナウィルスの感染拡大ですが、ワクチン開発や治療薬の承認など、明るいニュースも耳にするようになってきました。 留学業界においても到着後の隔離措置がないマルタ共和国やイギリスや、10月20日より学生ビザでの渡航を再開するカナダなど、徐々に渡航可能な国が増えつつあります。

とはいえこれからしばらくの間、年配の方や小さなお子さまがいる家庭などは留学生の受け入れを一時的に中止することが予想されます。そうなると留学生向け滞在施設の主役は学生寮ということに。 では、学生寮とはいったいどのような滞在施設なのでしょうか?その特徴をご紹介していきます。

留学生が住む学生寮には大きく分けて2つのタイプがある

学生寮のベッドルーム

学校のパンフレットなどを見ると『学生レジデンス』や『学生アパート』、『学生ハウス』など、いろいろな呼び方ありますが、それらは建物の種別による違いによるもので総称は学生寮です。ただし学生寮には大きく分けて2つのタイプがあり、それぞれ性質が異なります。

  • 一軒家やアパートを学校が所有しているケース

  • 一軒家タイプの学生ハウス

郊外や地方都市など…学校の数が少ないエリアでは、一軒家やアパートの1室を1つの学校が買い取り、学生寮として提供しているケースが多く見受けられます。都市部に比べて家賃はリーズナブルで、1人部屋から相部屋まで予算に応じて選択することができます。

滞在している学生は全員同じ学校に通っているため、初日から一緒に通学する仲間を作ることができます。また、一緒に夕食を作ったり、テラスでBBQをしたりと留学生同士の交流の機会も多いので、アルバイトや学校卒業後のルームシェアの情報なども頻繁に入ってくる点も魅力的です。ただし語学を学んでいる留学生しか滞在していないため、ネイティブの学生は滞在しておらず、ローカル学生との交流は期待できません。

一軒家タイプの学生寮の一例(Byronbay English Language School)

  • 学生向けレジデンスを学校が契約しているケース

  • 代表的な学生レジデンス

都市部や学校の数が多いエリアの場合、市内に点在する学生向けレジデンスの1室をそれぞれ異なる学校に通う学生同士でシェアするというのが一般的。学生レジデンスとは広々としたラウンジやフィットネスジム、プール、シアタールームなどの充実した設備を持つ学生向けのマンションのこと。

留学生以外にも地方から上京してきた大学やカレッジに通うネイティブ学生との交流も期待できる点も大きなメリットといえます。ただし、家賃はホームステイの2~3倍とかなり高額なので、2人部屋や4人部屋に滞在しつつ、ルームシェア先を探す学生が多いようです。

学生レジデンスの学生寮の一例(ILAC)

学生寮では自炊が必須?!

留学生同士で自炊

ホームステイに滞在する場合、通常1日2食(朝/夕食)が提供されるので自炊の心配は無用ですが、学生寮滞在の場合は自炊ができるかどうかが非常に大事になってきます。海外には日本のようにワンコインでお腹を満たせるレストランが少ないため、日本と同じ頻度で外食をしてしまうとあっという間にお金を使い切ってしまうばかりか、気付けば周りいるのは他国に比べて比較的裕福な日本人留学生しかいないということも…

そうならないためにも、日本にいる間に留学準備の一環として、節約の定番であるパスタを使った安くておいしい料理のレパートリーを増やしておくと良いでしょう。

豪華な学生レジデンスを一挙紹介!

なんとなく学生寮についてイメージが湧いてきたところで、世界6か国にキャンパスを展開する大手語学学校Kaplan International English(カプランインターナショナルイングリッシュ)が提携する超豪華学生レジデンスの一部をご紹介します。

まとめ

いかがでしたか?

学生寮というと治安面や衛生面で不安を感じる方も方もいらっしゃいますが、語学学校が提携する学生寮では騒音や外部の人の出入りなどに関して厳格なルールが課せられており、守れない学生は即退去となる場合もあります。そのため、素性の知れない人と同居するルームシェアよりも安全性が高いことは確実といえます。

ただし、需要が増えるとはいえ学生寮のベッド数が劇的に増えることはなく、むしろソーシャルディスタンスの観点からベッド数が減少する可能性も大いに考えられます。

年間12万を超える人々が海外留学を現代において、『まず学生寮のベッドを確保をすること』がウィズコロナ留学のスタンダードとなるかも知れません。

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